2006年 07月 02日
『アシッドハウス』  アーヴィン・ウェルシュ
ベンチに下がったベッカムには笑ったぜ。泣いてやがった。ホモ野郎丸出しだ。ヘドが出る。今頃ヴィクトリアが腰にはめた張り型をケツに突っ込まれて、ひーひー言ってんだろうよ。

ルーニーの甘さときたらどうだ? どうせカード喰らうんなら、ポルトガル野郎の鼻っ柱に頭突きでも喰らわしとけよ。

アラン・スミスだったら骨の2~3本砕いてるぜ。野郎が怪我したのは、イングランドの損失だ。

だが、くそったれのイングランドがPKで無様に負けたのは最高だ! スコットランド万歳!


……と、イングランドvsポルトガルを見終わったオレが、作:アーヴィン・ウェルシュ/訳:池田真紀子の内容/文体を真似てみたんだが。

つーわけで、今日、タイミング良く『アシッドハウス』ってゆーウェルシュの本を読み終わった。初期の短編集らしい。

これまでにオレが読んだウェルシュの本と比べると、中には拙い短編もある。でも、収録されてる作品の多くは、ゴミみたいな連中がゴミみたいな生活を送ってて、その背景にスコットランドのサッカー文化みたいのがちょこちょこ顔を出す、オレが大好きなテイスト。

口汚いキャラクターだらけで、低劣な言い回しが多い本だ。決して他人様には勧められない。だが、そこがいい。気持ちいいくらいゴミみたいな連中が出てくる。

小気味いい文章が楽しいんだけど、そこに何か主張があるのか、オレにはよく分からない。

でも。

欧州では政府が安い賃料の集合住宅を一カ所に集中して造り、そこに低所得者層が住み、一種異様なコミュニティを構成するケースが少なくないらしい。

高収入で保守的な人たちは、そこが犯罪の温床になっているとして、警察による監視の強化などを訴えているという。それに反発する貧乏人が暴動を起こす。そんな構図が事件となり、時々ニュースになる。

そーした報道を見るたび、オレは貧しい人を一カ所に集めるのは偏見を助長するエンジンなんじゃねーかって思っちまう。どのみち似たような連中同士で固まるのに、わざわざ色分けを顕わにするような政策取らなくてもてもいいんじゃねえか。

社会ってのは、色んなヤツがいて構成されてる。

貧乏人をかき集めれば、そりゃ生活が苦しい人だらけなわけで、苦しい連中が愚痴を言い合うようなコミュニティになり、一般的なモラルからかけ離れた“常識”が跋扈するようになっても不思議じゃない。

日本でも、中流の方々だけが集まったニュータウンが形作られてて、そんな所で気味の悪い犯罪が起きてるような気がする。所得の多寡に関わらず、均質なコミュニティはなんかバランスが崩れんじゃねえかな。

『アシッドハウス』を読んでて、そんな事を考えた。


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はー。W杯見続けてると疲れるわ。酒も飲み過ぎちゃうし。

つか、ミドルシュートはバンバン決まるのに、PKはガンガン止められちゃうのがなんか良く分かんなくて凄い。
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by alouatta | 2006-07-02 02:44 |


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