2006年 12月 13日
『e.』 マット・ボーモント
今、オレが世話になってる会社は、従業員数10人以下の小さな小さな会社だが、所謂IT系だ(オレの業務はITとは無縁だが)。

連絡事項なんかは、メーリングリストで回ってくる。話せばいいじゃん、とも思ったんだが、いちいち皆さんを集めてミーティングとかやるより能率がいい。明らかに。

こないだまで働いてた大企業では、まるっきりこーゆーのを使ってなかった。小さい会社より、むしろ規模がデカいトコほどこーゆーのを使った方がいいと思うんだけどなあ。

a0035620_111516.jpgつーわけで、今日、マット・ボーモントって人が書いた『e.』って本を読み終えた。

舞台はイギリスの架空の広告代理店。その中で行き交う社内メールだけで、会社にとっての破滅的な1週間を描いてる。

出てくるヤツらは全部呆れるほどステレオタイプなキャラクターで、コイツらがストーリーの終盤でどんな目に遭うかが易々と想像出来る配役。でも、そんな話の展開が全部キャラの書いたメールというカタチで進んでいくのが秀逸。ベタな悪口やウワサ話なんかが飛び交う感情的なメールで話が進んでいく。そんな文章に煽られて、「どーせこーなんだろ? 早く早く!」と、ページを急いでめくりたくなる。

内容を俯瞰すれば陳腐だが、進め方や読ませ方が面白かった。なかなかの良作。けっこーお薦めできる。
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by alouatta | 2006-12-13 01:02 |


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