2006年 11月 12日
古本屋で買ってきた『ビーチ』って本を読み終えた。この作家の本を読むのは初めて。なんか『蠅の王』っぽい内容。って、『蠅の王』のストーリーをキッチリ覚えてるわけじゃないんだけど。 出てくる連中の幼稚さに呆れつつも、けっこう面白く読めた。 あとがきを読んだら、これ、レオナルド・ディカプリオが主演で映画になってんのな。オレが買ったのは映画化前のヤツで、「ディカプリオ主演で映画化が予定されている」って書いてあった。ググったらオレが買ったこの本のカバーは見つからず、ひたすらディカプリオの顔が出てる書影だらけ。言われてみれば、確かにあったな、ディカプリオの「Beach」って映画。DVD借りてくるかな。 しかし、この本の主人公・リチャードって、オレの印象だと痩せギスで神経質な感じ。首が太くて四角い顔のディカプリオとはイメージ違うんだけどなー。どうでもいいけど。 『蠅の王』が絶望的な世界で生きていく狂気だとすると、『ビーチ』は現実逃避の末に辿り着く狂気って感じかな。なんかそんな感想。 面白かったけど、ガキくさかったからオレの趣味ではなかった。
by alouatta
| 2006-11-12 23:31
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